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気管支喘息

 

どんな病気?

 
空気の通り道である気管支がなにかの刺激の影響で狭くなり、息をするたびに「ゼイゼイ、ヒューヒュー」という音が聞こえたり、激しく咳き込んだりします。
 
過去の病気に思われるかもしれませんが、病気の方の数は1960年代と比較し子供で約6%と6倍、大人で約3%と3倍になっており、全体では400万人を超えます
 


症状

 
気管支喘息の症状としては「息苦しさ、咳込み」、「夜間や早朝に咳や喘鳴などの症状が出やすい、喘息症状で夜間目が覚める」、「呼吸時にゼイゼイ、ヒューヒューという音がでる」、「走ったり運動したあとに息苦しい」といった症状があります。
 

原因となる刺激物

 
喘息発作を起こす刺激物としては、風邪や喫煙、気圧の変化などのほかに吸入アレルゲンがあります。吸入アレルゲンについては当院でも詳しい血液検査が可能です。
 

どんな治療をするの?

 
治療については吸入ステロイドを中心とした治療を行い、他にはアレルゲンや悪化要因の回避が必要となります。継続治療が行われないと、発作の繰り返しがどんどん起こるようになります。